【クラフトビアマーケット大手町店】ビール30種とメキシカンの組み合わせ

クラフトビアマーケット大手町店 report

クラフトビールを多く扱っているビアバーといえば、代表的なのは「クラフトビアマーケット」ですが、「クラフトビアマーケット」の楽しいところは、店舗によって専門としている料理が異なること。

全国に系列16店舗を展開しており、その中の「クラフトビールとメキシカン」をテーマにしている「クラフトビアマーケット大手町店」に行ってきました。

「クラフトビアマーケット大手町店」は地下鉄大手町駅出口からすぐ

クラフトビアマーケット大手町店

公式サイトを見ると、「東京メトロ・都営地下鉄各線 大手町駅A1出口・C2C出口直結」とあります。直結といっていいのかどうかはわかりませんが、出口を出たらすぐです。東京駅からも地下道を通って来れますが、迷う確率は高くなるので地上からのほうがおすすめです。

訪れた日は土曜日の16時。平日は人が溢れかえっているのかもしれませんが、土曜日の中途半端な時間となると閑散としています。ビジネス感がまったくないのがいいですね。店内もほかに1組のお客さんがいるかどうか、というところ。

クラフトビアマーケットの魅力は30種類のタップ!

クラフトビアマーケット大手町店

クラフトビアマーケット」の魅力は、大手町店に限らずタップが30種類もあるところ。「クラフトビアマーケット」の1店舗目がオープンしたときには、ハーフサイズが500円でかなり驚いたものです。今でも690円なのでリーズナブルに飲めるのは変わりませんが。

クラフトビアマーケット大手町店

1杯目は、「Brasserie Knot」の「WAYA」。このビールは、「クラフトビアマーケット大手町店」をはじめ、「CRAFT WORKS」「IBREW 秋葉原店」など東京と釧路のビアバー計7店舗とのコラボビール。スタイルはセッションIPAで、非常に飲みやすいビールでした。グレープフルーツなど柑橘系フレーバーがありつつ、すっきりとしていて適度な苦味。永遠にこれだけ飲んでいられそうな感じです。これだけのためにぜひ飲みに行ってほしいビールです。

クラフトビアマーケット大手町店

2杯目は、「REVO BREWING」の「Aloalo IPA」。見た目がすごいですね。「aloalo」とはハワイの言葉でハイビスカスという意味だそうで、実際にハイビスカスを使っています。スタイルはサワーIPAというこれまたすごいスタイル。ほどほどに酸っぱさは感じますが、そのせいか苦味はあまり感じません。ハイビスカスというよりも、ピンクグレープフルーツという印象です。この暑い時期にぴったりのビールでした。

クラフトビアマーケット大手町店

3杯目は、「志賀高原ビール」の「Indian Summer Saison」。これはド定番ですね。間違いない。たっぷりホップを使った上に、アルコール度数は7%。苦味があってしっかりした飲み応えです。

おいしいビールにメキシカンを合わせる楽しさ

クラフトビアマーケット大手町店

料理も紹介しておきましょう。メキシカンといったらやっぱり「タコス」。「4種類盛り合わせ」を注文しました。「チキンブレスト」「スアデロ(牛肉の塩煮込み)」「ポークカルニータス」「フィッシュフライ」の4種。パクチーは別盛りにしてもらいました。いろんな味わいのタコスをいろんなビールと合わせてみるとほんと楽しいんです、これが。

クラフトビアマーケット大手町店

そしてこれも定番の「ナチョス」。まあだいたい注文しますよね。どんなビールでも合いそうな気がしますが、今日飲んだビールはどれも合いました。

クラフトビアマーケット大手町店

そしてこちらは「チキンファヒータ」。あまり聞き慣れませんが、野菜と肉を鉄板でグリルしたものをファヒータというそうで、これをトルティーヤに乗せて食べます。いろいろな野菜が入っていて食感も楽しい料理。メキシカンはビールに合いますね。

ということで、めちゃくちゃ堪能してきました。改めてクラフトビアマーケットの魅力を感じたというか、いろいろビールを選べるのはほんと楽しいですね。

店舗情報

クラフトビアマーケット大手町店
住所:東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ 1階
営業時間:月〜金11:30~14:00、17:00~23:00、土12:00~22:30
定休日:日・祝

クラフト ビア マーケット 大手町店 (大手町/ビアバー)
★★★☆☆3.14 ■☆☆☆クラフトビール30種 × メキシカン!!☆☆☆ ■予算(夜):¥3,000~¥3,999

執筆者
富江弘幸

ビールライター、編集者、メディアプロデューサー。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在は「Mash up!」の運営のほか、ビール関連記事をさまざまな媒体で執筆している。著書に『教養としてのビール』(サイエンス・アイ新書)など。

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